医師転職の面接でも重要な「自分を知る」事


医師募集の求人に応募する前に

新しい医師を迎え入れようとする病院やクリニックは、一般企業と同様に応募してきた医師に対して審査を行い採否の決断を下します。
医師不足と言われている現代社会にあっても、医師免許を持っていれば誰でも受け入れられるというわけではありません。

その病院やクリニックにふさわしいと判断されなければ、例え10年や20年以上のキャリアがあったとしても、採用してもらうことはできないのです。

医師の転職を成功させるためには医療施設選びも重要ですが、その先にある面接対策にも力を入れなければいけません。
面接対策は、自らを知ることから始まります。
面接は自分のことを面接官にアピールするもの。自らのことを知っていなければ、アピールなどできるわけがありません。

自分の「市場価値」を知る

では、「自分のこと」とは、一体何なのでしょうか。
一つは、市場価値です。
これはもちろん医療の現状や市場規模に多く関わってきますが、医師は常に自分がどれだけの価値を持っているのかを知っておく必要があります。

自身が思う自分の価値と、市場が考える自分の価値には、往々にしてズレがあるもの。
このズレを抱えたままでは上手に自らのことをアピールするのは難しいでしょう。
自身を過大評価している人はもちろん、過小評価している人にもそれは言えることです。

経験が長いからといって市場価値が高まるとも限りません。
医師はサラリーマンなどとは異なり、40代を過ぎても需要はあると言われていますが、それでも、年齢がある程度までいくと市場価値が下がっていく傾向があります。

知識、技術、経験、コミュニケーション能力など、医師の価値を決める要素はいくつもありますが、自分の持つそれらを客観的に判断し、市場が見出す自分の価値を正しく理解しておく必要があるのです。

自分の強みを知り、アピールする

特に、自分の強みをどれだけ面接で伝えることができるか、ここがポイントとなってくるでしょう。

圧倒的な技術なのか、それとも知識なのか、もしくはリーダーシップなのか、マネジメント能力なのか、自分の強みとして認識してもらえる要素はいくらでも見出せるはず。
それを適切に、また、具体的に伝えられるようにまとめておくことも面接に向けての必要な作業となります。

医師の転職は、自己分析ができていなければ成功しません。
市場価値の把握も自分の強みをアピールすることも、すべては自己分析によって成されていくもの。
これに大きな時間を割いても、決して無駄にはなりません。

むしろ、医師の転職活動においては多くの時間を自己分析に割くべきです。
この作業で手を抜けば、転職は成功しないと言っても過言ではないのですから。