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「絵本フォーラム」60号・2008.09.10 | |
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はばたきの会・特別企画 |
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「はばたきの会」 (絵本講師の会)特別企画 < 俊作先生と絵本を作ろう > が7月 27 日(日)、芦屋市民センターで開催されました。 〈不安と期待でワクワク〉
連日の猛暑。会場のそばを流れる芦屋川は蝉の大合唱。この日を待ちかねた子ども( 3 才〜小学校高学年)と大人 60 名あまりが、全国各地から会場の芦屋市民センターに集合しました。見るところ、みなさん、不安と期待でいっぱいの様子。なぜなら、事前準備(ストーリーを考えておく等)は、一切要らないとのこと。画用紙、折り紙、スティック固形のり、はさみ、クレパスなど。これだけの<材料>持参で本番に臨みます。
しかし、そんな不安も俊作先生の一言で消えていきました。「さぁ、ヤクザになった気分で、切って、貼って、破って、その場で思いついたことを絵本にしよう!捨てるものはないですよ。最後まで、大切にとっておいてください」。 〈「これ、いいね。素晴らしい」〉 俊作先生 , 佳子先生ご夫妻のご指導で、手作り絵本講習会のスタートです。はさみの入れ方、折り方で次々と表情をかえる画用紙。こうなると、子どもはすごい。自分の想い、アイデアをどんどんストーリーにしていく。まさに「柔らかあたま」である。それにひきかえ、大人のなんと「固いあたま」。なぜだろう?なかなか先へ進めない。
〈絵本の値段は100,000,000,000 円〉 そして、最後の作業は、製本です。厚紙の表紙をつけ、寒冷紗(かんれいしゃ=目のあらい、薄地の綿布)で補強する。さあ、出来上がり!「世界にただ一冊の絵本」。俊作先生が「表紙は、まわりにある廃材でつくってみよう。タイトル書いて作者名も入れて、裏表紙に、販売金額もいれよう」とおっしゃいました。またまた、子どもたちは、うれしそうです。あるお子さんの「絵本」は、 100,000,000,000 円だそうです。思わず回りの大人は「ふふふ、印税生活ね」(これは大人の発想です)。 テレビもラジオも、そして、ゲームの電子音もない空間。でもそこには、たくさんの言葉、たくさんのスキンシップ、たくさんの笑顔があふれていました。お母さん、お父さん、家族みんなで、何かをつくる。同じ時間を共有する。とても素敵なことですね。 〈手を使い、頭で確かめながら〉
「世界にただ一冊の飛び出す絵本」を見せながら、ストーリーを話してくれたお子さんもいました。「とっても楽しかった。夏休みの宿題できた!」と話す子も。大人は「子どもに返って、柔らかあたまにならなくては・・・」などなど。 〈笑い声があふれた一日〉 講習会終了後、梅田俊作・佳子先生と昼食をご一緒させていただきました。みなさんの会話が途切れることなく続いていました。それぞれの傍には、「世界にただ一冊の絵本」が優しく微笑んでいます。みなさんの笑顔、笑い声があふれた一日でした。梅田俊作・佳子先生、本当にありがとうございました。 (いけだ・かずこ) |
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