年齢や学年はあまり関係ないんですね。大切なのは、その子の「聞く力」です。例えば小学年生の子どもに年齢相応の本を読んであげても、聞く力が育っていなければ、それを楽しむことはできません。
言葉の意味を理解することはできても、その本が本当に伝えたいことを感じ取ることができないんですね。そういう場合は、たとえ幼稚園の年長さんや小学生になっていたとしても、「赤ちゃん絵本」と呼ばれる絵本から始めてあげてほしいと思います。
逆に、幼稚園の子でも、幼いころからたくさん読み聞かせをしてもらっていれば、年齢的に高い本を読んであげても、きちんとその伝えたいところを感じ取ることができるんです。内容的にまだ早いかなと思っても、聞く力が育っているようであれば、読んであげてみてください。
例えば、絵本には、戦争や原爆、身体障害者を扱ったようなものもありますが、幼稚園ぐらいの年齢でも、そういうものを聞いて、感動して涙を流すことのできる子はいるんですね。
年齢にとらわれず、いろいろな絵本を読んであげてほしいと思います。その中から、心の底から楽しめ、感動できる本との出会いが生まれてきます。それが、その子にとって一番ピッタリくる絵本なのではないでしょうか。
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