読売新聞

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2008年6月28日

子どもに絵本読んであげて
堤丘公民館が読み聞かせ入門講座

 福岡市城南区堤の堤丘公民館(川崎良館長)主催の乳幼児ふれあい学級で、絵本を通して親子のきずなを深めてもらおうと、「読み聞かせ入門講座」が始まった。NPO法人「絵本で子育て」センター(本部・兵庫県芦屋市)理事の松本直美さんを講師に、全3回にわたって、絵本と子育てに関する知識を深め、絵本の選び方や読む時のコツなどを学ぶ

 6月に行われた1回目では「読み聞かせが育むもの」をテーマに、小さな子どもを持つ母親ら10人が参加。松本さんは何冊もの絵本を紹介しながら、「家庭ではめったに聞くことがない言葉も、絵を見ながら、何となく理解が出来る。その言葉の蓄積が自分の思いを表現するのに役立つ」「気持を感じるという経験が大切で、相手への思いやりなど心の成長につながる」など、読み聞かせの大切さについて語った。

 最後に松本さんが特攻隊の若者たちと小学生の交流を描いた絵本「すみれ島」を朗読。目頭を押さえながら、聞き入っていた母親に松本さんは「たった5分。みなさんも何か感じたでしょう。読み聞かせの中で体験する様々な感情の蓄積が子どもたちの核を作る。みなさんの声で伝えて」と呼びかけた。

 娘の心結実ちゃん(8ヶ月)と参加した甲斐ニ三佳さん(25)は「子どもの心にすーっと入り込む読み方を勉強し、もっと絵本を読んであげたい」と話していた。2回目は「映像メディアの影響」をテーマに開催した。3回目は7月11日午前10時から、「絵本ってこんなに深い」をテーマに話す。問い合わせは同公民館(092・861・4821)へ。

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